新しく作られた地図記号

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2002年に博物館と図書館の地図記号が数十年ぶりに新しく加えられました。2006年には風力発電用風車と老人ホームの地図記号が加えられました。この2つは、全国の小中学生からの意見を取り入れたものです。地図記号を決めている『国土地理院(こくどちりいん)』がはじめて一般の人に地図記号を決めてもらおうと行いました。老人ホームは小学生が、風力発電用風車は中学生が考えたデザインです。12万件ものアイディアがあった中から選ばれたて、これからずっと地図のなかで使われていくなんてすばらしいですね!

どうして新しい地図記号が必要になったの?

地図記号の始まり

もともと地図は、日本のことを知るために、国を守るために作られていました。そこで、日本の中で偉い人たちが秘密の記号として地図記号を使っていました。戦いのときにも外国の人には、ばれないようにしていたのです。けれど日本はもう戦いをしなくなり、秘密にする必要がなくなって地図は誰でも読めるようになりました。地図記号も同じ事なのです。みんなが簡単に読めて、わかりやすいようにと変わりました。その結果どこに何があるかわかるようになったのですね。

現在の地図記号

みんなが地図を使ってみると、いつも使う場所の記号が無いということがわかったのです。最近になって、新しい施設(しせつ)の地図記号が増えたのは、地図が日常的に使われているということがわかりますね。地図記号を使っているからといって、その建物や地名が無くなったわけではありません。必要な文字は、やはりしっかりと記されているのです。新しく作られた地図記号は、パソコンの画面にあるアイコンにそっくりですよね。昔から使われている地図記号もどんどん変化していくのかもしれません。

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最近作られた地図記号の由来

博物館・美術館など

国で定められている博物館や美術館の場所には、思わず建物をそうぞうしてしまうようなデザインの地図記号が使われています。ここであることに気づくでしょうか?実際に自分の家の近くの博物館がある場所には、この記号が無いよ?と思う人がいるかもしれませんね。この記号は、東京国立博物館の建物の形を表していていますよね。なので地域の博物館にはこの記号を使われてはいないのです。国の定めていない博物館や美術館にはこの地図記号は使われてはいないのです。

図書館

図書館の地図記号は、見てすぐに『本』と気がつくことができて、わかりやすいですよね。公立の図書館に使われます。地図記号を使う地図は2万5千分の1となっていますが、図書館の記号は1万分の1の地図にもともと使われていたものでした。でも、1万分の1の地図は、東京や大阪のように大きな都市にしかなかったのです。この本の形は、斜めに書きます。地図記号は、地図に書いてある建物でも、まっすぐに書く決まりがあります。図書館の記号だけ斜めに書くのはちょっとふしぎですよね。

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風力発電用風車

最近は、火力発電や原子力発電が盛んになっていますが、風力発電は燃料が必要なく、自然の力だけで電気を作ることが出来ますよね。そのため、風力発電用風車は、日本の中でどんどん増えていっています。風車は時代に沿って作られた地図記号と言えますね。新しく作られたデザインは、円の周りに3本の羽根がついていて、風車の形がそのまま伝わってきます。

老人ホーム

日本は高齢化社会といわれ、これから65歳以上の人が増えていくと考えられています。町を歩いてみると、おじいちゃんやおばあちゃんがいますよね。国で定められている老人ホームのある場所にこの記号が使われます。建物の中に、杖が描かれており、わかりやすいデザインですよね。増えていくと思われる施設なので、大切な記号の1つになりそうですね。

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ユニバーサルデザインとバリアフリー

ユニバーサルデザインという言葉を知っていますか? できるだけ多くの人が使うことのできる物や空間のことをユニバーサルデザインと言います。子供にも大人にも、障がいを持っている人も快適に過ごせるようにすることが目的なのです。子供は、窓から外を見ようと思っても、背が低いから見られないですよね。そういう時には、窓を床の近くまで作るなどの工夫を行うのです。シャンプーとリンスの入れ物の違いを知っていますか? シャンプーの入れ物だけに、ギザギザがついています。今度、お風呂で確認してみてくださいね。目が見えない人のためではなく、誰でも触っただけでわかるようになっているのです。

ユニバーサルデザインという言葉がみんなに知られる前は、バリアフリーという言葉が良く使われていました。バリアという言葉は、壁や障がいを意味しています。床を平らにして動きやすいようしたり、ドアノブを低くしたりと障がいを持った人のためを考えていました。老人ホームはどちらでしょう? 最近は、ユニバーサルデザインを考えて作られています。みんなが、何かをするときに障がいを感じるのものなのですから、とても良い考え方ですよね。地図記号もユニバーサルデザインとなって行くと良いですね。

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